──人生100年時代を“安心して生きる”ための最強マネー入門
はじめに:20代のうちに「お金の基礎」を学ぶ価値
20代は、社会人としてのスタート地点。
仕事・恋愛・自己投資…と忙しい日々の中で、「お金のことはあとで」と後回しにしてしまう人も多いでしょう。
けれども、お金のリテラシー(=正しい知識と判断力)は、早く身につければ身につけるほど有利です。
なぜなら、資産運用や節税、キャリア選択の差は「時間」と「知識」で大きく広がるから。
この記事では、20代で最低限おさえておきたいお金の基礎知識を10項目に整理。
「難しい専門用語なし」で、明日から実践できる内容にしています。
① まずは「貯金よりも“仕組み”」をつくる
20代が最初にやるべきことは、「貯金額を増やすこと」ではありません。
重要なのは、“自動的にお金が貯まる仕組み”をつくること。
▶おすすめの仕組み
- 給料日翌日に自動で貯金する口座設定
→ 例:「給与口座 → 貯蓄口座」へ自動振替 - 家計簿アプリで自動記録(MoneyForward MEやマネーツリーなど)
- 先取り貯蓄:手取りの20%を目安に
人は「余ったら貯める」では永遠に貯まりません。
仕組みを作れば、意志の力に頼らずに貯まるようになります。
② 固定費を見直すだけで「年10万円」以上の余裕が生まれる
貯金を増やす最短ルートは、収入を増やすことよりも支出を減らすこと。
特に見直すべきは「固定費」です。
▶代表的な固定費
- スマホ代 → 格安SIMに変更
- 保険 → 不要な民間保険を整理(20代で医療保険は最小限でOK)
- サブスク → 本当に使っているものだけに絞る
たとえば月8,000円のスマホ代を3,000円にするだけで、年間6万円の節約。
固定費の削減は一度見直せばずっと効果が続く、「最も効率の良い節約術」です。
③ クレジットカードを“使いこなす”視点を持つ
クレジットカードは怖いものではなく、「正しく使えばお金が増える道具」です。
ただし、使い方を誤ると負債にもなり得ます。
▶おすすめの使い方
- リボ払いは絶対NG(手数料が年15%前後)
- ポイント還元率1%以上のカードを選ぶ
- 固定費の支払いを一括化して管理しやすく
▶20代に人気のカード例
- 【楽天カード】ポイント還元&使いやすさ◎
- 【三井住友カード(NL)】ナンバーレスで安全性高
- 【エポスカード】海外旅行保険が自動付帯
④ 「税金・社会保険」を理解すると、給与の見え方が変わる
初めての給与明細を見ると、「思っていたより少ない…」と感じた人も多いでしょう。
その理由は、税金と社会保険料が差し引かれているからです。
▶最低限おさえるべき項目
- 所得税
- 住民税(翌年から発生)
- 厚生年金・健康保険・雇用保険
これらは義務ですが、「控除」や「ふるさと納税」などを使えば負担を軽くできます。
特に20代のうちは、扶養や保険料の仕組みを理解することが大事です。
⑤ 「投資=怖い」はもう古い。積立投資で“時間を味方に”
投資はギャンブルではなく、「お金を育てる」ための手段です。
特に20代には、長期・分散・積立という最強の武器があります。
▶おすすめ制度
- つみたてNISA(非課税で年間120万円まで投資可能)
- iDeCo(個人型年金)(節税しながら老後資金づくり)
▶初心者向け投資信託
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
毎月1万円の積立を20年間続けるだけで、複利の力で大きな差が出ます。
「少額から始める」が、最大の成功パターンです。
⑥ キャッシュレス時代の「お金の見える化」
キャッシュレス決済が主流の今、お金の流れを「感覚」で把握するのは難しい時代。
だからこそ、家計簿アプリの活用が必須です。
▶おすすめ家計簿アプリ
- MoneyForward ME:銀行・カード自動連携で完璧
- マネーツリー:デザインが美しく、UIがシンプル
- Zaim:レシート撮影が簡単
家計簿アプリを導入するだけで、
「無意識に使っていた支出」が一目瞭然になります。
⑦ 「保険」は“必要最小限”でOK
20代が保険に入りすぎるのはNGです。
特に日本は公的保険が充実しているため、民間保険は足りない部分だけで十分。
▶最低限の考え方
- 医療保険 → 高額療養費制度があるため不要な場合も多い
- 生命保険 → 家族の扶養がないうちは不要
- 損害保険 → 自転車保険・火災保険など「リスクの高い部分」に絞る
「なんとなく」で入っている保険は、年単位で数万円の無駄になります。
⑧ 副業・スキルアップで「収入の柱」を増やす
20代で最も重要なのは、「収入を会社に依存しすぎない」意識。
副業やスキルアップは、将来の保険でもあります。
▶おすすめの副業・スキル領域
- Webライティング/ブログ
- プログラミング(Progate, Udemyなどで学習可能)
- 動画編集/SNS運用
- 資格取得(簿記・FP・TOEICなど)
「1日30分の勉強」が、数年後の自由を生みます。
知識への投資は、最もリターンの高い投資です。
⑨ 「詐欺・マルチ商法」から身を守るリテラシー
お金の知識がない人ほど、甘い話に騙されやすい。
20代を狙った“副業詐欺”“投資詐欺”は年々巧妙になっています。
▶典型的な怪しいパターン
- 「絶対儲かる」「誰でも月10万円」などの誘い文句
- セミナーや高額スクールへの勧誘
- SNSでの「楽して稼ぐ系」DM
信頼できる投資・副業は、「努力」と「時間」を前提にしています。
「簡単に」「すぐに」儲かる話は、基本的にウソです。
⑩ お金は「目的」ではなく「自由を得る手段」
最後に伝えたいのは、お金は“目的”ではないということ。
お金は、あなたの時間や選択肢を増やす“ツール”です。
- やりたい仕事を選ぶ自由
- 大切な人を守る安心
- 嫌なことを断る勇気
これらを支えてくれるのが「お金の知識」。
20代でそれを身につければ、30代・40代での生き方がまるで違ってきます。
まとめ:20代で身につける「お金の基礎10選」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ① | 自動で貯まる仕組みを作る |
| ② | 固定費を見直す |
| ③ | クレジットカードを正しく使う |
| ④ | 税金・社会保険を理解する |
| ⑤ | 積立投資で時間を味方に |
| ⑥ | 家計簿アプリで可視化 |
| ⑦ | 保険は必要最小限 |
| ⑧ | 副業・スキルアップで収入を増やす |
| ⑨ | 詐欺に注意する |
| ⑩ | お金で「自由」を得る視点を持つ |
【おすすめ書籍】
📘 お金の勉強本ベスト3
- 『お金の大学』(両学長)
- 『バビロンの大富豪』
- 『金持ち父さん貧乏父さん』
おわりに
20代で「お金の基礎リテラシー」を身につけることは、
将来への最大の自己防衛であり、自己投資です。
今はまだ貯金が少なくても、
知識×仕組み×継続があれば、必ず人生は安定していきます。
今日が、あなたのマネーリテラシー元年です。
一歩ずつ、自分のペースで“お金に強い20代”になっていきましょう。


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